嘘吐き
「食べても良い?」
テーブルにつくと直ぐ様スプーンを持ってオムライスをつつきはじめる。
「もう食べてるし…」
「やっぱり美味いわぁ」
とても幸せそうな顔をして、口いっぱいに頬張っている。
「あんたホントに17歳?」
「幼くて悪かったですねー」
「せっかく大人っぽい顔立ちなのに…」
「俺が幸せだからそれでいいの」
そうは言ってみたけど、
そのギャップが新鮮で、もっとあなたに惹かれちゃってるんだよなぁ。