先生の秘密は恋の予感

どうなるのよ、私は

自分で自分が分からない。



気がつくといつも周りに振り回されて、好きでもない男と付き合ってみたりして。




本当に嫌になる。




のぞきなんかするんじゃなかったよ。




浩平と一緒にマンションに帰って来た。




私が帰ろうとすると。



「少しだけでいいから、俺のマンション寄ってけよ。」


行きたくないありません。



「いえ、結構です、担任の本城に叱られますから、今日はこれで失礼します。」


これで大丈夫だよね。


頭を下げたままで立ち去ろうとすると。



「佳奈実ちゃん、そうは行かないよ。どうせマンションに帰って、のぞきするんでしょ。だったら、俺のマンションに来ればいい訳よ。」



違うんです。




私は本城先生だと思ってのぞきをしたんですよ。




ホスト野郎の浩平には全く興味ないですから。



もう、のぞきをする必要がなくなりました。



そう言いたいのに、声が出ない。


どうしたらいいのよ。


本城、助けて!












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