先生の秘密は恋の予感

おじゃまします

いつの間にか勝手に私の部屋まで来てるし、




「あのさ、誰が入っていいって言った。」




急にシュンとなる浩平。




『やっぱ不味かった。』




不味い?




まぁ、不味いかな。




「ねぇ、聞いていい? 」




『何でも聞いて。』




「何で私なの? 浩平の周りにはいい女沢山いるでしょ、


私なんかじゃなくてもいいはずだよね。」




なんでか分からない。




浩平は何も言わない。




すぐに答えられないのはそういう事だよね。




私を好きとかではないと言う事。




浩平が何したいのか分かって来たよ。




浩平は宗平にコンプレックスを持ってる。




だから私に近づいた。




そして、万由美さんにも。






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