先生の秘密は恋の予感
ヤだどうして本城が泣くの?




もう、訳分かんないんだから。




『佳奈実本当に俺の事好き?』




私は黙って頷いた。




暫く沈黙が続き、本城が私に近付いて来る。




何で又こうなるの?




そして、本城がとんでもない事を言った。




『俺も佳奈実が好きだ!』



そんなの分かってるって、前から私の事好きだって毎日言ってたじゃん。




耳にタコが出来るほど言われた。




「本城は最初から、私の事生徒として好きだと言ってたよね?」




『違うよ、生徒として好きとかじゃなくて、



本気で好き、彼女になってほしいんだ。』




え、ぇぇぇ!




あり得ない。







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