先生の秘密は恋の予感
もう限界。


俺の携帯を勝手に見るし。



毎日連絡しないと泣いて怒り出す。



学校の先生との飲み会にも必ずついて来る。



いい加減にしてほしい。



今日もそうだ。



俺がバスケ部の顧問をしてるから、試合に行かないといけないと言えば、私も応援に行くと言ってついて来た。



バスケ部の奴等は、万由美がもう何回も試合を見に来てるから知っている。



俺のクラスに俺になつかない生徒がいる話しを万由美にしたら、その子が見たいと言い出した。



何を考えているのか分からない。



万由美はかなり佳奈実を気にしているが。



加納が佳奈実を好きな話しをしたら、万由美は喜んでいた。



「その佳奈実って子が宗平を好きで、わざと宗平に逆らってるのかもと思ったから、でも良かった。加納君の彼女なら安心。私の宗平に手でも出されたら、私は何するか分かんないよ。」



万由美の言葉に俺は鳥肌がたった。


怖い。


怖すぎる。














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