何度でも Lovin' you!~season 2~
俺は、今もなお涙に暮れる社長のところへ行き、
「社長、良かったですね。」
社長は涙を拭きながら、
『私、やっとわかったわ。何よりも大切なのはあの子だということを…
今まで、会社を追われることに怯えていたけれど、もう怖くなんかない。
また1から出直せばいいのだから…
たったひとりで、小さなサロンから始めればいい。
あの子さえいれば、もう何もいらない。』
そう言う社長の顔は何かが吹っ切れたようで晴れやかだった。