何度でも Lovin' you!~season 2~
勇輝を見ると、
食い入るように『響』と呼んだ彼を見つめていた。
どこまでも深い悲しみを帯びた瞳には、強気で自信家のNo.1ホスト勇輝の輝きは微塵もなかった。
ねぇ、勇輝、
あなたは今、どんな気持ちでこの演奏を聴いているの?
何故そんなに悲しそうな顔をしているの?
あなたの過去には何があったの?
今のあなたは暗闇の中で怯える小さな子供のよう…
ねぇ勇輝、
そんな顔しないで。
私が側にいるよ。
だから、安心して…
私は勇輝の隣に立つと、そっと手を握った。