俺の彼女
泣き顔
待ちに待った土曜日


のはずだったのに…


ザー…!


窓の外は大粒の雨


「マジかよ…。」


午前8時
俺は愛梨の番号を呼び出した


『も、もしもし。』

受話器から聞こえたのは寝起きの声


プッ…
思わず笑ってしまう


「あ、俺。
寝てたでしょ?」


『ね、寝てないよ!起きてたもん…。』


慌てる声が可愛いい


「今日さ、雨だからバイクで行けないんだ。」


『…そうだね。
じゃ、水族館で待ち合る?』


「ああ。そうしよう。
じゃ、また後で。」


『うん。』


小さな声を聞いて電話を切った


ついてない…
俺って結構晴れ男なんだけど


恨めしく暗い雲におおわれた空を見上げた
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