俺の彼女
白い花屋
ザッザッザッ



来た来た来た



夢の中にまで入ってくる
足音



「芹澤っ!」



響くだみ声が俺の目を開ける



「今行きますよ…。」


ゆっくり起き上がって
ババアの一撃をかわす


「まったく…わかってるなら、言われる前に行けっ!」



舌打ち混じりの捨て台詞を背中に受けて


俺は校舎に入った
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