_未定


 「は?秋何ふざけてんの?」


 千尋は千秋を睨む


 「修ちゃん修ちゃんうるせぇんだよ!!」


 怒鳴る千秋


 何も言わない千尋



「俺千ーのこと好きなんだよ」



「うん」




「修ちゃんはいいじゃん……」




 千尋の裾を掴んだ手が離れた



「あたし…修ちゃんのこと好きなんだ…」



「知ってる…」


「じゃなんでっ………」



「修ちゃんは尚が好きなんだぞ?」



「知ってるもん…」



「千ーと同じ」



 …………
 …………………


 蝉の鳴き声が響く夜



 「あ!!千ー!秋!修ちゃん見つかった??」


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