幼馴染みと私の関係(仮)
学校に着き下足箱で下靴を上靴に履き替えていると耳をすませば朝練をしている生徒の声が廊下に響いていた


私は心の中で部活をしている生徒に「お疲れ様」と一声思い教室へ向かった


ガラガラ

ドアを開けると

いつもなら
私が学校に来る時間帯は教室中 ザワザワとしていて騒がしいのに今日はまだ誰もいなくてシーンとしていた

何だか淋しく感じた
一瞬だけど 孤独さを感じた



鞄を置き 椅子に座って何かをする分けでもなくただボート机を見ていた

改めてこの時 私は
『誰かが一緒に居なくちゃ寂しいな』と思ったのだ




私は立上がり
ベランダに出て外を眺めた
まだ時刻は7時20分――
地面に座って壁にもたれ掛かった
風が良い具合に吹いていて気持ちが良かった


――――――――――
――――――――
――――――
――――
――






「……ゆ……な………ゆう…………優奈!!!」

呼ばれているのに気が付き目を開けると目の前には なるがいた

「あんたは何処で寝てんの!!!風邪引くでしょ!!」

なるに怒られている事に私はぜんぜん理解できず
なるに今の時刻を聞いた


「うーんっ……今何時??…」

「8時10分前!!!優奈いつから学校にいたの??」

「……7……時20分ぐらい……っ」


あれから私はいつの間にか眠ってしまったみたいで
今 なるに起こされたみたいだ
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