僕のもの
気付いたんだ
後ろに隠していた包丁を、君に向ける。


「ちょ……お前!何してんだよ!!?」


「僕ね、気付いたんだ」



少しずつ、近づいていく。




「君が僕を見てくれないなら…」


「く、来んなっ!!アンタ…おかしいわよ!!」




「僕しか見れないようにすればいいんだ…って」
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