一吾一衣〜いちごいちえ〜
『えっとぉ………
俺はこの高校に憧れて
選びました。
皆さんもそぉだと思いますが、
選んだからには最後まで
高校生活を楽しみ、
悔いが残らずに卒業したいと思います。
皆さんも自分なりに頑張ってください。
これで終わりにします。
入学生代表1年1組
柿崎一吾』







……すっごくカッコいいコト言ったょね!!



私の中ではいちご君の好感度がアップした。



でもクラスが違うんじゃ、話すことも何も出来ないよ―!!!



だって私、6組だょ!!!


いちご君は1組だから……絶対端っこじゃんッ!!



しかもこの学年は6組しかないから…………。



私は1人で途方に暮れていた。
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