アリスと白うさぎ -前編-
「杏先生、“アリスと白うさぎ”の制度って何ですか?」
あたしはそれが不思議でたまらなかった。
淡い水色の高級感溢れる爽やかで清潔な廊下。
そう、これからここでいろんなことがある。
大変だけど、苦しいけど、あたしは成長したんだ。
このときよりすごくすごく。
今も感謝してるの、みんなに。
「僕もそれ、気になります」
翔もズイッと体を前に出す。
「ええとね、この学園で彼女を通称“アリス”と言うのよ。逆に彼氏は通称“白うさぎ”と言うわ。『この学園で結ばれた恋人たちは、永遠に離れることはない。』誠凛学園で昔から伝えられている言い伝えよ。私の教え子も今年結婚したわ」
何かすごい…すごいよ!
また、あなたは根拠のない言い伝えだと笑うかもしれない。
でも、このときのあたしには光って見えたの。
あたしはそれが不思議でたまらなかった。
淡い水色の高級感溢れる爽やかで清潔な廊下。
そう、これからここでいろんなことがある。
大変だけど、苦しいけど、あたしは成長したんだ。
このときよりすごくすごく。
今も感謝してるの、みんなに。
「僕もそれ、気になります」
翔もズイッと体を前に出す。
「ええとね、この学園で彼女を通称“アリス”と言うのよ。逆に彼氏は通称“白うさぎ”と言うわ。『この学園で結ばれた恋人たちは、永遠に離れることはない。』誠凛学園で昔から伝えられている言い伝えよ。私の教え子も今年結婚したわ」
何かすごい…すごいよ!
また、あなたは根拠のない言い伝えだと笑うかもしれない。
でも、このときのあたしには光って見えたの。