最後の恋はアナタの隣で
「わっ……分かんないっ」

「同級生なんだろ?」

「でも私……男子と関わりないから……」

「写真見たら分かるか?」

「え? えっと……あの……」


正直、写真を見れば一発で分かる。


だけど、教えてしまったら大変な事になるだろうから、どうにか上手く誤魔化せないかと思い口篭った。


――その時。


「おい!! 早く行けよ!!」

一方通行の道で車を止めた所為でつっかえてた後ろの車の運転手が、私達に罵声を浴びせてクラクションを鳴らした。


「は……春樹さん……車、走らせよう……?」

「駄目だ。まだ話が終わってない」

これで少しは時間を稼げるから、その間に上手い誤魔化し方を考えようと思ってた私に、春樹さんは怒ったような低い声を吐き出し、徐に窓ガラスをおろし始める。
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