最後の恋はアナタの隣で
ガラの悪そうな人達は、私の言葉にショックを受けたのか、俯いてションボリしている。


「ちっ、違うんです! 大人っぽいっていう意味で!!」

「良く言えば大人っぽい。悪く言えば老けてるってやつだな」

「何でそんな事言うの!? 老けてるとか思ってないし!!」

「あはは。ごめん、ごめん」

意地悪く私をからかう春樹さんは楽しそうな笑みを浮かべ、アタフタと焦る私の頭をポンポンと軽く叩く。


そして。


「それより、もう降りれるか?」

言いながら運転席の扉を開け、右足だけを車外に出した状態で、私にわざわざ確認をとってくれた。


後輩達に対する恐怖心がすっかりなくなってた私は、「うん」と答えて車から降りる。
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