十和の時
「おいしい・・」
自分に自信がない十和はただただ、
イツキの連絡を待つだけ。
いつから一緒にまわるのだろう。。
もしかして本当は一緒にいるのが嫌なんじゃ・・と考えながら
依織の作ったパフェを食べていた。
「十和~!ちょっと手伝って~!」
お昼時になってきたので、お店のほうはお客さんがいっぱいだ。
飲食の出し物をしているクラスは同じようになっている。
すべてを忘れるかのように、忙しく働いてみた。
笑顔を振りまいて。

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