世界一愛するあなたへ

愛する妻へ





二十六歳のときだったな。

あれ以来俺はだいぶ苦労したんだぞ。



毎朝祐輔のお弁当を作ったり

育児や家事や仕事、全部やってきた。



でもその苦労は不思議と苦ではなかったよ。



祐輔はもう立派な社会人だ。

結婚したいといっているらしい。



でもな彼女見て驚いたよ。




彼女、




お前そっくりなんだ。




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