兄と秘密の恋愛を
「おはよっ」


「美央うるせー!」


「なっ、お兄ちゃんもうるさいしっっ」


こんな会話もするようになった。


嬉しいし、楽しかった。


「宿題分かんない~」


「ハハ、隼人に聞いたらどうだ」


「いいね、聞きに行こう」


私はお兄ちゃんに勉強を聞きに言った。


「お兄ちゃん、入っていー?」


「あ、ちょっとまってっ」


バタバタと音がして、落ち着いたときに、
お兄ちゃんが戸をあけた。



「いーよ」


ガチャ・・・・
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