兄と秘密の恋愛を
崩れかけ。


それは危ない恋を予想させた。


「それでもいいなら、俺にキスして」


「お兄ちゃん・・・」


崩れかけ。


そう、崩さなければいい。


「私・・・・」


「好き・・だよ」


「うん、俺も」


私達は、禁断の口づけをした。


これで、もう戻れない。


「好き――」


「知ってる」


「愛してる」


もう、兄妹じゃない。


“恋人”です。
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