ラスト・メッセージ
「稟……冗談キツイよ。もう、十分驚いたから、早く言えよ……。」


体が、震えてきた。怖くて……怖くて…

「肺に……転移……してた。
私、死ぬの?
ねぇ!私、死んじゃうのぉ……?」



稟が、起き上がって、俺に抱き着いて泣き叫んだ。


「んな訳ねぇじゃん……。聞き間違いだよ。しっかり先生の話し聞かないから……。」



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