ラスト・メッセージ
「ねぇ…どうして私をナンパしたの?」

「ん…友達ナンパしたつもりだったけど?」


笑いを堪えながら、答えると、やっぱり稟の頬が膨れた。


「もう、いいよ!」

「あはは…ごめん、ごめん。んな怒るなって。稟があまりに可愛かったから。」

髪をゆっくり撫でた。



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