ラスト・メッセージ
スタジオを出て、楽屋に帰ろうとした時だった。

「水口さん…。」


「美樹…。」


「お久しぶりです。」

「久しぶり…。」

突然の再会に、俺は、妙にぎこちない。

「あれぇ?水口。

この綺麗な人もしかして彼女か?」

プロデューサーの山西さんだ……。


コイツに見つかると、ホント面倒になるんだ。

業界一、口が軽くて有名な奴だ。


「違いますよ。」


美樹の腕を引っ張って、楽屋までダッシュした。


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