あなたじゃなきゃ







「…行ってきます。」




誰もいないけど、きっと傍にいる。




そう信じて毎日言ってるんだ。









電車をのりついで待ち合わせの渋谷に着いた。






絵のあるとこ…だったよね?





そこで柚希を待っていた






ら、






「おねーちゃん一人??」




げっナンパ…






「違います。」





ここは脅えてるの諭されないようにしなきゃ…





「えーどうみても一人だよ??」




「違いますって。」






柚希早くきてよ…







「何やってんだ?」





え…






「誰だてめー」



「人の彼女に手出してんじゃねーよ。」






……






「ちっ…」





男は去っていった。








「あ…あの…」



「ん?」



「ありがとうございました!」





「別にいいよ、君みたいなかわいこちゃんがあんな野獣に盗られちゃうのは俺もイヤだしww」





い゛っ…




「じゃあ君を助けたお礼にお茶させて♪」







…はぁ!!???







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