my friend
ゆっくりご飯を食べてると、もう学校に行く時間になっていた。


「うわっ!やばっ」


あたしは、急いで制服に着替えて、結莉からの手紙を鞄に入れて、元気よく家を出た。


あたし、電車の中で手紙を読んだ。


「ぐっ…」


笑けてくる。


結莉も相変わらずだなあ。


周りからの視線が痛々しいが、気にしない。


今度、返事書かなくちゃ。


いつもの駅に着くとあたしは、降りた。


「あ、美里!」


一人の女の子があたしの方に走ってきた。


「優梨っ!」


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