my friend
「結莉ちゃ~ん?」


「うわっほい!びっくりしたあ~。」


「どんな驚き方してんのよ。」


美里は笑った。


あたしもつられて笑う。


散々、笑った後に美里が聞いてきた。


「ってかさあ、さっき地面の事考えてたの?」


「いやいや、そんなこと考えませんから。」


・・・あたし、地面をじっと見てたのか?


「さすがの結莉も地面の事は考えないか。」


「地面の事考える人ってどんな人だよ。」


また、あたしと美里は笑う。


美里といると飽きない。


ってゆーか、楽しすぎる。


楽しすぎて、この時間が過ぎ去ってゆくのが寂しい。


この星空に「ずっと美里といれますように。」とあたしは願った。



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