監察天使☆ネノ

帰還

「ネノがいないなら、俺、もう、どうでもいい。

…帰る!!」


俺は魔界にいる父に連絡した。


「そうか…ならば、嫁は誰でも、何人でも…いいのだな??」

「はい。
すべて父様にお任せ致します。」


親父はニヤニヤしながら消えていった。

…あの人、よくニヤニヤしすぎだろ。

何がおかしい!?


「ネノちゃんは、そんなレーチくん、望んでないと思うよぉ〜??」


会話を聞いていたのか、ドアに寄っ掛かり、腕を組んでいたミーラ。


「なんだよ。」

「まあ…天界に魔界の事情は届かないかもしれないし、ネノちゃんゎ知らないままHAPPYかもだケドね〜!」














学校には手続き済みで。


いや、まて??

早すぎだろ??

っつー事は、親父は元々、俺が帰りたがるのを知っていた…??
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