夏恋〜大好きな君へ〜
「…よくお分かりで」
基も一口飲むと改まって正座した。
妙にこっちも緊張するんですが…。
「っ…えっと……」
もじもじと言葉を詰まらせる基。
じれったい。
はっきり言えばいーのに。
「あのな…その……」
「はっきり言っていいよ。大体わかった」
夏江ちゃんのことだろ。
きっと、昨日夏江ちゃんから電話あったし。
「何か渡された?」
「え、あ…あぁ」
「チョーダイ」
昨日の夜、
夏江ちゃんから電話があった。
―――――――
「もしもし、爽司くん?
夏江だけど」
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