待っていたの
「ゼプス国立学校、官吏になるやつは武官も文官も関係なく、みんなここの出だ」
「疾も…?」
「ずいぶん前にな?」
「意外…」
「頭で合格なんかしてねーからな!」
そういい、クシャっと笑う。
そういえば、疾も野性的でカッコイイ部類に入る。
「姫さんの教室はここ」
(大学の教室みたい)
とりあえず疾が持ってくれている、ノートを出し準備をして中央の二番目に座る。
「いつまでいるの…?」
「姫さんのお守りだからな」
つまりずっと居るのだ。
続々と入ってくる彩より若い子達、遠巻きに見ているか、挨拶に来るか勝手に陛下との夜の情事を想像して騒いでいるかだ。
私の両隣は当たり前のように開き、左に疾が座った。
―…ガラガラ
白銀の髪の毛の、これまた美形が入って来て私の左に座り、顔を突っ伏して寝た。
「誰…?てか、授業は?」
―…ピヨピヨピヨ
「何、今のチャイム?!」
.
「疾も…?」
「ずいぶん前にな?」
「意外…」
「頭で合格なんかしてねーからな!」
そういい、クシャっと笑う。
そういえば、疾も野性的でカッコイイ部類に入る。
「姫さんの教室はここ」
(大学の教室みたい)
とりあえず疾が持ってくれている、ノートを出し準備をして中央の二番目に座る。
「いつまでいるの…?」
「姫さんのお守りだからな」
つまりずっと居るのだ。
続々と入ってくる彩より若い子達、遠巻きに見ているか、挨拶に来るか勝手に陛下との夜の情事を想像して騒いでいるかだ。
私の両隣は当たり前のように開き、左に疾が座った。
―…ガラガラ
白銀の髪の毛の、これまた美形が入って来て私の左に座り、顔を突っ伏して寝た。
「誰…?てか、授業は?」
―…ピヨピヨピヨ
「何、今のチャイム?!」
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