上弦の月



「そこまで言うなら、」



乱暴にあたしを引き起こして、抱きしめる。



「…そうすればお前が満足なら、それでいいよ」



水月の肩ごしに、あたしはうっすらと目を開いて窓の方を見る。



−−ああ、気がついたら




外はもう薄暗くて。



カーテンの隙間から、月光が差し込んでる。














不器用、だったんだろうか?


壊れそうなくらい溢れ出す貴方への愛は、

伝える事も

交わる事もなくて。



何故あたしは泣いてるの?


何が悲しくて、


胸が痛いの?




貴方さえ幸せになれるのなら、

どんな苦痛も耐えていけるはずなのに−−


















< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

君と繋いだ手、サヨナラの日。

総文字数/164

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
************************ まだ覚えている 初めて君を見た日の事 初めて交わした言葉 何気ない日常 数えきれない涙 繋いだ、手。 いつも、 まっすぐに ひたむきに 君だけを見ていた。 ―忘れないで。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop