流れ星に願いを
「汐香、帰ろう。」



「うん。」



あれから、1ヶ月がたった。



気づいたら、文化祭の合唱練習が始まってたりしてあっという間。



……アタシの恋とは言うと。



「星夜、帰ろ?」



「あぁ、」



数メートル先に、星夜くんと静菜ちゃんの姿が



ズキッンッ−…



泣かなくは、なったけど胸は響くー…。



とても複雑で、脆いガラスみたいだ。



「どうしたの?」



「あぁ、何でもない。」



私は、汐香に軽く微笑んだ。



私、強くなってるの、かな−…?




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