緑の魔法使い
手持ちぶたさになった鼓都さんと綾瀬川さんに今日は山に入らず家で大人しくするようにと言えば、本を取り出して読書を始めた。綾瀬川さんはやる事もなく暇そうにしていたのでテレビを高校野球に合わせて、いつの間にか飲んでいた二杯目の薬湯に更なる追加をした。当然眉間が嫌そうに狭まったが、自分の為の物だと理解したのか綾瀬川さんは、鼻を抓みながら飲み干し
「何杯飲めばいいのでしょう・・・」
溜息交じりの言葉に俺はあっさりと
「この薬缶全部だな」
まだ半分ほど残る薬湯を見せれば、鼓都さんは同情する視線を綾瀬川さんに投げていた。
「何杯飲めばいいのでしょう・・・」
溜息交じりの言葉に俺はあっさりと
「この薬缶全部だな」
まだ半分ほど残る薬湯を見せれば、鼓都さんは同情する視線を綾瀬川さんに投げていた。