漆黒の猫
目の前の悠里は涙を溜めながら話しをしてくれた


病気、引退 は正直ショックだった


しかし、それ以上に俺が守ってあげたいという気持ちが溢れてきた


「悠里」


俺は真っ直ぐ見つめた


「はい」


「俺が側にいるから」


「黒崎さん!!今大事な時でしょ?」


市川さんの言いたいことはわかっていた
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