紅い華。
「父・・・さん?あれが?え?何・・・言ってんの」







「嘘じゃないのよ!私も・・・見たんだから」







布団から、起き上がって涙が止まらない恋華を見つめる。







「なあ・・・あれって人間じゃないだろ?何でだ?」







「え・・・?話・・・長くなるけど良い?」






涙をふき取った。






炎兎は、軽く頷いて真剣な表情で話しを聞いた。
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