地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「顔小さいし、スタイルもいいね!」


「ホント―!」



口々に柚莉を褒められて、あたしは嬉しくなった。



「あら…あなたは…?」


女性の1人が、あたしに気づき声をかける。



「あっすいません。彼女の付き添いなんです。」


「そう?じゃあゆっくり見学して行ってね。」


「はい。」



笑顔で返事をする。



スタッフさんは、柚莉に夢中なのであたしはスタジオ内を見る。



結構広いなぁ―。
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