地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
あたしはいつでも戦えるように、ヘアゴムを取る。



このヘアゴムであたしの霊力を隠してたんだけど、

もうバレるかな?



手櫛で髪を梳いて、眼鏡を外す。



それと同時にカメラマンは1つの部屋に入って行った。



壁を見ると、Gスタジオと書かれてある。



「結構歩いたわね。」



あたしは扉に手を掛け、ゆっくりと入る。



ギィィ―――――



中は暗くてよく見えない。


「暗視術使うか〜。」
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