地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪


この部屋は雑鬼達のたまり場


普段はあんまりこないんだけど
今日は何か来たくなった。





空いてるスペースに腰を下ろす。



すると昨日寝てない分の眠気が一気に押し寄せてきた。


「ふぁ・・・・・」



小さくあくびをし、横になる



ちょっと床は冷たいけど、じきに気にならなくなるはず。


そのまま目を閉じた。









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「・・・・・ちゃん?」



「・・・・んちゃん?」



「杏ちゃん!」




パチッ!!


「へ?なにっ!?」


呼ばれた声に反応して目を開けた。
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