龍の世界
*****





私が目を覚ましたのは、私がお屋敷で与えられている部屋だった。




近くにあった携帯を見ると、日付が変わっていた。


「私、どうして…」




上体を起こしたのと同時に、藤堂さんが部屋に入ってきた。



「麻綾、起きたのか…」


「え、と…はい…」


「お前、麗龍の病室で倒れたんだ。覚えてるか?」


「いえ…」


「まあ体調が悪いわけじゃないみたいだが、今日は学校休めよ。会頭にも言われている」


「はい…あの、藤堂さん…」


「待て」


「え?」


「聞きたい事はたくさんあるだろうが、今はその顔色をどうにかしろ。酷い顔だ」


「そう、ですか?」


「疲れも溜まってるだろうしな。今日は学校休んでしっかり寝ろ。そうすりゃすぐ元気になる。何かあったら電話しろよ」



藤堂さんはそれだけ言ってさっさと部屋を出て行ってしまった。

また迷惑を掛けてしまったな……







昨日の出来事がまるで夢みたいだ。

まだぼーっとしている頭でそんな事を思っていると私は何時の間にかまた眠っていた。













*****






夢を見た


新体操を始めたばかりの頃の夢




きっかけは幼児番組でお姉さんが新体操演技をするのを見た事


リボン演技がとても綺麗で、私は広告と包装に使われるリボンを使い真似をしていた











< 23 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop