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汚点

年があけ、もうすぐ受験とうとき塾でテストが行われた。

その日は十人ほど休んでいた。


「今回も一位は白井だ」


数日後、テストが返される。

ニヤニヤしながらもらいに行くと先生がコソリと言ってきた。

塾が終わっても残ってほしいということだった。

言われた通り残ると、先生が真剣な表情で聞いてきた。


「…白井、ちゃんと勉強してるか?」

「してますよ。いつも一位じゃないですか」

「そうなんだが…」


先生が言いにくそうに、ため息を吐いた。
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