CHAT
もう我慢の限界だった。

あたしは実ちゃんに聞いてみることにした。


「ねぇ実ちゃん、ちょっといい?」


一人になっているのを見計らって、話し掛けた。

怖い目でにらまれた。

それでもあたしだけに対するイジメは勘違いなんだと、どこかで思っていた。


「何?」


誰もいないトイレに場所を移す。


「あの…勘違いかもしれないんだけど…実ちゃんってあたしのこと…」

「嫌いだよ」


胸に何かが突き刺さる。

胸が痛い…
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