猫とうさぎとアリスと女王
 それなりに多忙な毎日を過ごしている私たちですが、一緒に遊べる日には集まっています。

お茶を飲んだり、お喋りをしたり、どこかにでかけたり。



けれど貴方を思わない日はありません。

いつも、青い空の向こうに貴方を思います。
考えない日など一日もありませんのよ。


本当は毎日お手紙を差し上げたい。
くだらないことの一つ一つを文章にして、私が感じたこと全てを貴方に捧げたい。
同じ思いを感じて欲しい。

けれどさすがに毎日はしつこいでしょう?

だから貴方から手紙が来るのを心待ちにしているのです。


ねえ、貴方はそれを知っていますか?



私は時折、白い雲にそう問いかけます。







大好きな貴方の笑顔を思い描きながら。
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