約束〜君がいたあの頃〜

いきなり呼ばれた。今でも忘れない第一印象の悪さ

「崎原・・・？」
「あのさ！倉山ヤマト君（笑）君、私と付き合ってよ（笑）」

勝ち誇った崎原の顔・・・振ってやりたかった。
惨めにしてやりたかった。なのに、崎原の魅力に取り付かれた俺は・・・。



「俺を選ぶの？」



なんて女々しい答なんだろう。
崎原は笑った。
そして一生涯にのこる
そんな一言をつぶやいた




「ヤマトが良いのです（笑）」




可愛いくせに変な奴を俺は、彼女にしてしまった。
そして崎原は、俺の手をにぎりしめた。





「ヤマト・・・一生に残る恋を私にしてください。（笑）」

意味がわからずに崎原サラを見ていた。



「崎原サラをヤマトの１番にしてください（笑）」



わからなかった。

こんな不良の俺を選ぶ、社長令嬢の崎原サラが・・・。