硝子玉

「この硝子玉は、青空が本当に信じれるひとにしか渡さないものなんだ。」

自販機の前で二人座って離した。

彼は青空の兄で風太という。

「じゃぁ・・・俺のもってるこれも?」

ぽけっとから硝子玉を取り出して風太さんにみせた。

「これは・・・?硝子細工が施されてるじゃないか!!」

「え?」

「青空・・・・君のことを大切に思ってるんだ。」

「恋人ですし。」

「硝子細工は愛を意味してるんだ。最愛の人や最愛のモノ、最愛の世界。」

「最愛ってなんか思いですよね。」

「青空は愛に飢えているんだ。僕と青空は母親に虐待されていたからね。」

< 30 / 90 >

この作品をシェア

pagetop