窓恋 ~先生、好きでいさせて?~
お姉ちゃんと先生
あの事件に追い討ちをかけるように、私は見たくないものを見てしまった。


それは・・・。



私は麻奈達と何人かで土曜日に遊ぶ約束をしていた。


「何処へ行く~?」


「うーん、買い物とか?」


「カラオケもよくない?」


「じゃあ、どっちも?」


そんな会話をしながら、街の中を歩いていた。



「ねぇ?あれって先生じゃない?」


えっ・・・?


「じゃあ、隣にいるのって亜美のお姉さん?」


そんなわけない。だって、お姉ちゃんと先生は付き合ってるわけじゃないもの。


< 142 / 201 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop