王子様とプリンセス☆★
「そろそろ暗くなって来たから帰ろ?」
「え?………今何時?」
「ん~。8時くらい」
「えっ!」
思わずベッドから飛び跳ねて、窓側のベッドをよけて窓を見あげた
空は青黒く雲を張っていて、その雲からは大粒の雫が落ちていた。
「どーしよう………傘持ってない……てゆーかその前に時間がヤバイ……」
「何?もしかして門限ヤバイ?」
「あ……はい………でもメールしとけば何とか…」
その時に気付いた。