Last Wing
「…祐樹くん」
呼ばれた方へ振り替えると、よく美音の病室に出入りしている看護士の人がいた。
「先生!みの…っ」
「美音ちゃんは今、必死に生きようとしてるわ」
「どうゆう…意味…」
必死に…生きようと……って、まるで美音が今…
「美音、…危ないんですか」
口の中がカラカラに渇く。
その人も、おばちゃんと同じく重苦しく頷いた。
「美音ちゃんは、…お姉さんのお墓の前で倒れてたの。住職様が通報してくださったのよ」