Last Wing
「おはよ、美音」
……おはよう、祐樹。
ふわりと笑って、目の前の祐樹のおでこにあたしのおでこを付ける。
「?なんか今日違う?」
ゆっくりと首を横に振る。
まだ、気付かないで欲しい。
「そうか?朝飯、食いに行こうぜっ!……また、お袋煩そうだなー」
あたしは先に起き上がって、深いため息をつく祐樹を引っ張って起こした。
少し照れたように笑う祐樹。
「みの…」
ガチャッ!
「祐樹ー!いつまでイチャイチャしてんのー!?お母さんがご飯作った…ってお取り込み中?」
「血は争えないよな…」