図書室のラブレター
「蓮実?」
「お前の彼氏だろ…」
「蓮実、
どういうこと?」
「結依、あのね…」
「晴樹が…!!」
「晴樹って、
あの花井 晴樹!?」
確かめるかのように
私を見る結依。
わたしは
ゆっくりと縦に頷いた。
「嘘つき!!!」
それだけ大声で叫んで
先に学校に行ってしまった。
「じゃなくて、
アイツが今危なくて…」
龍慈君が私に訴えかけていた。
でもさっき言われた
嘘つきの言葉が痛い。
奥深くまで感じる痛みだった。