ツンデレ師匠と泣き虫弟子

―お見合い

気まずいよぉ…


「師匠!!

手伝います!!」


「座ってて」


「はい…」


《プルルル…》


「私出ますね

はい…

はい…います。

今かわりますね」


「師匠お電話です」


「わかった。

はい…はい…だからお見合いなんて!!

…はい…え!?

…考えさせてください……じゃあまた」


お見合い?
師匠が?


「師匠お見合いするんですか…?」


「考え中。

弟子だっているしな」


それって私がいるから結婚できないってことですか!?


まぁ…
弟子いたら難しいけど…。


「私が弟子やめたら師匠結婚できるんですか…?」


「え?いや…そういうわけじゃ…」


「じゃあ何なんですか?

結局は私がいるからなんですよね?」


「だからちがっ「師匠が言ったんですよ…

私そんなに邪魔だったんですか…

確かになんにもできないけど…

でも…でも…」


涙が止まらない…。

師匠に邪魔って思われてたんだよね…。
< 7 / 14 >

この作品をシェア

pagetop