聖花学園~花よ咲き誇れ~
「……手ごわいですね」

 寿先輩が困ったように笑った。


「仕方ないな、何か策を講じるか……。とりあえず、料理冷めちゃうから夕飯食べようか」

 そういつものように翔子先輩がシメた。



 反論する人はなく、皆自分の席に着き夕飯を食べ始めた。



 うん! やっぱり学園長のご飯は美味しい!

 最初の頃は微妙に嫉妬したりもしたけど、今は素直に美味しいと思える。

 っていうか、学園長は色々出来て謎が深いから、嫉妬するだけ無駄な気がしてきたんだもの。


 だから今は素直に美味しく食べさせてもらってる。





 それはそうと……。




< 339 / 380 >

この作品をシェア

pagetop